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今世の過去・中間世・前世に退行
  • 2017年10月05日
  • お客様の声<ヒプノセラピ->
ヒプノセラピ-を受けられた方から感想をいただきましたのでご紹介します。
(ご本人の承諾済みで原文のままです。題名だけこちらでつけました。)


私がヒプノセラピ-を受けてみようと思ったのは、職場での出来事がきっかけです。
今までにも受け入れがたいことはありましたが、その度に友人や家族に話しを聞いてもらい、助けてもらっていました。ところが今回はどうしてもショックから気持ちを立て直すことができず、今までのやり方では乗り越えられないような気がして、西野さんにヒプノセラピ-をお願いしました。

第1回目

西野さんにお会いするまでは少し緊張していましたが、お会いしてヒプノセラピ-の説明をうかがい、安心して受けることができました。フラワーエッセンスのサポートがあるのも心強かったです。
ヒプノの誘導が始まり、年齢を遡り、その頃のことを思い出していると、ある場面が自然と浮かんできたので、そのことについて西野さんと話をしました。
20歳の頃に友人に攻撃的なものの言い方をし、泣かせてしまった場面を思い出したときには、何だか重たい気持ちになりましたが、今だったらどう伝えられるかなと考えながらその場面のやり直しをさせてもらいました。この場面を思い出したことで、罪悪感や自己嫌悪感も一緒に思い出し、心のどこかで気にしていたのかなと感じました。
ヒプノでは、友人とのやりとりのやり直しをさせていただいたので、気持ちを楽にすることができました。
次に思い浮かんだのは、高校の卒業式の帰り道です。友人たちが家族と帰るなか、私は親が出席しなかった友人と一緒に歩いているのです。当時、私の家は自営業をしており、そのため両親が出席できなかったのですが、忙しい両親に負担をかけまいと自分から「卒業式に来なくていいよ」と伝えていたのです。自分なりに納得したつもりでいたのですが、当時の寂しさが何倍にもなって思い出され涙が止まりませんでした。
自分でも戸惑うぐらい涙が出てきたのですが、西野さんのガイドで親と一緒に帰るうれしそうな自分をイメージし、かなり気持ちが穏やかになることができました。
セッションの後、西野さんから、「親に迷惑をかけまいといい子でいた私のインナーチャイルドが傷ついたままだから職場で起きたことが受け入れられず苦しくなる」と教えていただき、私は自分自身に起きていたことにようやく気づくことができました。と同時に、子どもの頃の傷ついた体験が現在の私にこんなにも大きな影響を及ぼしていたことにとても驚きました。言葉では知っていたインナーチャイルドですが、こういうことなのだとヒプノを体験して初めてわかりました。

第2回目

生まれるころに退行したときには、私は雲でできた部屋にいて、青い空が見えました。そして、姿は見えないのですが、たくさんの私のような存在(小さな子どものような存在)が遊びながら産まれる順番を待っているように感じました。不思議ですが、形は見えないけれど、仲間がたくさんいるのがわかるのです。そしてその仲間は、これから産まれていく私に、「またね。あとでね。頑張ってね。」と言って送り出してくれたのです。
ヒプノが終わった直後の少しボーっとしていたとき、見えないのに感じている自分が不思議でした。今回の体験は、人は誰も1人ぼっちではないことを教えてくれました。
職場で孤独感を感じるときもあるのですが、本当は1人ではないのです。ただ目に見えないだけなのです。私を見守り、時には助けてくれる仲間がいることを実感することができ、とても穏やかな気持ちになることができました。そして、これから先が心配に感じるときでも「なるようになるさ」と思えるようになり、「必要以上に悲しむことはない」と自分に言い聞かせることができるようになりました。

第3回目

今、見る必要がある前世に退行しました。始めは暗くて何も見えずに戸惑いましたが、段々と目が暗闇に慣れてくると、自分は牢屋に閉じ込められたところだと気づきました。背中にしたドアが閉められ、鍵がかけられるのを感じ、呆然と立ち尽くしている私が見えました。
暗い部屋に入れられたので、小さなランプのような明かりでは部屋の中の様子がよくわかりませんでしたが、その牢屋は石でできており、天井が丸いつくりでした。私は裸足で粗末な服をきており、まだ若かったようです。囚われた理由は、社会の価値観が変化し、私の宗教的信念が認められなくなったのが原因のように思いました。時代はよくわかりませんが、私はミカエルという名の女性でした。
彼女は私に、周りの状況はどうであれ、自分の考えをしっかり持って流されないようにと伝えてくれました。しかし私は、職場の矛盾を指摘する自分の意見が周囲に受け入れられなかった体験をしていたので、自分の信念を曲げなかった彼女のように強く生きることはできないと感じました。彼女との対話は、自分の信念を通すことが時として誤解を招き、自分の命や立場を危うくする可能性があることを教えてくれました。
今、自分が置かれている状況と考え合わせると、自分の考えを持ちながらも、周囲の状況やその変化を捉え、誤解されないような人付き合いの必要性を教えてくれました。
私は自分が若くして囚われ、結婚もせず、ひっそりと死んだ人生があったことを知り、寂しい気持ちになりましたが、いろいろあるにせよ、今は自分が希望する仕事をし、家族にも恵まれた毎日を送っていることがありがたく思え、普通の毎日にもっと感謝しなければと感じるようになりました。

長野県 M.Mさん

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