- 不安感をなんとかしたい
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- 2017年09月08日
- お客様の声<ヒプノセラピ->
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数十年以上持ち続けている「不安感」をなんとかしたいということで、ヒプノセラピ-を受けに来られた方がみえました。
許可をいただきましたので、その体験を紹介したいと思います。
この不安感は、以前交通事故を起こしたことがきっかけで、その後何もない時でも突然わき上がってくるようになり、軽い安定剤が長年必要になったそうです。
今回のヒプノセラピ-では、「ずっと持っている不安感の大もとの原因になっている過去の時点に戻る」という設定で、退行しました。
元々持っていた「不安」の感情が、交通事故をきっかけに引き出された可能性があり、その場合は、交通事故より以前に、強く不安を感じたことがあったはずなのです。
それが、幼い頃の出来事にしても、前世の出来事にしても、大もとの原因となっている時点に行き、今の自分がその出来事を俯瞰して見ることで、納得し、解放が起こります。
このような設定の場合、今の人生の過去に行くのか、前世にまで行くのかは、やってみないとわかりませんが、何度かヒプノセラピ-を受けられて慣れていた方だったのと、はじめにアクセスバ-ズをしたあとで十分にリラックスされていたので、いきなりでも大丈夫だと思いました。
最初に出て来たのは、凛々しく穏やかな18才くらいの青年で、中世のイタリアかイギリスとのこと。
その人生で一番幸せだったのは、23才で結婚した時でした。
次に、今の不安と一番関係がある場面に行ってもらいました。
森が火事になり、どうしていいかわからず、もし自分が死んだら妻と幼い男の子はどうなるんだろうと非常に不安を感じていて、その後、家は黒こげになり、妻はどうなったかわからないまま、小さい男の子を抱えて、どうしたらいいんだ~と、とにかく不安でしょうがない状態でした。
最後は、息子とそのお嫁さんが見守る中、心労で54才で亡くなりました。
その人生を振り返った時、火事以来ず~っと、その出来事を摑んだまま、他に意識が向くこともなく、どうしてあんなことが起こったんだろうとずっと思ってきて、苦しい人生だった、もっと楽しんだら良かったと悔やんでいました。
今生の自分が「本当に大変だったね」と慰めて、やっと安らかに光の方へ還りました。
そのあとで、以下のような感想を言われました。
「私も、事故以来、不安に襲われるようになって、そこから意識が離れないというのがとても似ていました。
でも、もう大丈夫です。自分でしつこく持っていただけだったんですね。
胸の芯が軽くなって、とても気持が軽くなりました。」
何か不幸な出来事が起こって、その影響が後まで残ることは、誰にでもあり得ます。
でも、それをずっと摑んでいるかどうかは、自分で選択することが出来るんですね。
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