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前世から持ち越した感情
  • 2016年04月09日
  • お客様の声<ヒプノセラピ->
前世から持ち越した感情

先日の退行催眠で出てきた場面は、まるで映画のワンシ-ンのようでした。

ご本人の許可をいただいたので、ご紹介します。

ヒプノセラピ-を受けに来られたNさんの悩みは、時々、ちょっとした出来事がきっかけで、怒りや無念さ、悲しさ、寂しさといった感情が強く出てきてしまい、それによって体調も悪くなってしまうということでした。
最近も、息子さん宅で、怒りとともに、「また裏切られた!」という感情が強くわいてきて、それ以上いられなくなり、滞在予定を1週間切り上げて帰って来られたそうです。

これまでにも、ご自身の癒しに取り組んで来られて、大分良くなられたそうですが、これらの感情は、いつも持っていた気がするとのことで、前世退行催眠を受けられました。

最初に出てきたのは、甲冑を着けた武将が、「味方になる約束だった一族が寝返って敵方に付いた」という報告を受けて、怒り心頭に達している場面でした。
さらに、首を落とされる直前の場面では、「早く殺してくれ~」と心の中で叫びながら、自分の一族を守れなかった無念さ、そういう事態を招いてしまった自分自身への怒り、妻子を守れなかった悲しさ、寂しさを感じていました。

その後、肉体を離れた前世の自分と今の自分が会って、伝えあったメッセ-ジは、そばで聞いていて感動しました。
残念ながら、ちゃんと覚えていませんが、「よく生ききった!」という前世の自分を労う言葉や、「大丈夫」という今世の自分を励ます言葉だったと思います。

お互いにエネルギ-の交流をしたあと、晴々となった前世の自分が光に返っていくのを見送りました。

この体験を統合するために選ばれたフラワ-エッセンスは、男性性と女性性のバランスを整えてくれる”スピリチュアル・マリッジ”というコンビネ-ションボトルでした。

Nさんは、華奢で上品な女らしい方ですが、「騒いでいる子どもをじっと見ただけで大人しくさせてしまう」という強い目力を持っています。
芯にただならぬ強さを感じさせるものがあるのは、こんな男性性を秘めていたからなんだろうかと思いました。

これまで、怒りや無念さや寂しさを感じないように抑えることにエネルギ-を使うと同時に、それらの感情と結びついた男性性を抑えていたために、自分の中にある男性性を使うことが出来なかったわけです。
でも、これからは、もっと強く行動的になられるのではと思いました。

Nさんは、しきりに、「頼りがいがあって、惚れ惚れするような男らしい人だったわ。あんな人と結婚したい」とおっしゃってました。

こういうことを話すと、「本当にそんな前世があったんですか?」と聞かれることがありますが、実際にそういう前世があったかどうかはどちらでもいいことです。
こちらで行っているのは、前世研究ではなく、セラピ-なので、その体験によって、悩みが解決して、元気になったり幸せになればそれでいいと思っています。

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