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許せないという感情の解放
  • 2015年06月15日
  • お客様の声<ヒプノセラピ->
今回は、「自分を許せない」という思いが心の奥にあるのがわかったので、それを解放したいとのことで、ヒプノセラピ-を受けに来られた方のケ-スです。ご本人の承諾をいただいたのでご紹介します。

人を許せないという思いよりも深くて最後に残るのが、『自分自身を許せない』という感情であることが多いので、「これが解放できたら、軽くなりますよね。」という話をして、「自分を許せない」という思いがどのくらい強いかをチェックしました。(すごく強かったです。)

ヒプノセラピ-によって前世に退行しましたが、そこで出てきたのは、「自分を許せない」という思い込みが出来たきっかけとなった出来事ではありませんでした。

最初の場面では、洞窟の中で、フ-ドを被った15才の少年と、聖書の勉強をしている父親と兄の姿が出てきました。

その少年は、非常に怒っていました。
「神様を信じていたのに、守ってくれると信じていたのに、こんなことになって!」と憤慨していました。

彼らは、権力者によって迫害され、捕らえられて、洞窟に閉じ込められたようでした。

その後、「もう神様を信じない。自分の力で人生を切り開くんだ!」と決意して、父親が決めた相手との結婚も断り、好きな人と結婚し、自分で仕事をして、二人の男の子も生まれ、最後は老衰で亡くなりました。

そんな幸せな人生の最後に思ったことは、「自分の力でやってきたと思っていたけれど、本当は、ずっと神様に守られていたんだ!」ということでした。

そして、肉体を離れたあと、「神様の愛は無限で、自分が信じなくても、自分が裏切ったとしても、その愛に変わりはない。」という『悟り』ともいえるような思いが出てきました。
今世のその方も、その思いを同時に味わっていました。

ヒプノから覚めた直後に、「神様の愛って『無限の愛』としかいいようのない、本当に大きな大きな愛なんです。」と言われました。

最後にしきりにおっしゃってたのは、
「な~んだ。勝手に作って勝手に悩んでるだけなんだ。よかった!」
「自分で勝手に思い込んでただけで、最初から許されてたんだ!」という言葉でした。

「な~んだ」と思ったとき、キュ-っと固まっていた心がゆるんで、悩みがほどけていきます。
同時に体もゆるんで、自然な笑顔になるんですね。

悩みがほどけたあとの素敵な笑顔を見ると、いつも本当によかった!と思います。

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