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亡くなったばかりの恩師に夢で会いました
  • 2018年07月17日
  • 報告・感想
先日、お世話になった恩師が、悪性リンパ腫の再発で46才の若さで亡くなったことを知りました。

翌日からお泊まりのお客様があって、お通夜にも行けなかったのですが、昨夜一人になってから、出会った頃のことを思い出していました。

4年ほど前、コ-チ同士の相互セッションで、自分史上最低のコ-チングセッションをしてしまったと感じたことがありました。

このままじゃヤバイ!と思っていたときに、フェイスブックのツイ-ドで流れてきたコ-チングカレッジの体験講座が目に止まり、すぐに申し込みました。

コ-チングカレッジ代表の堀江信宏さんの講義は、とても明解かつ人間愛にあふれていて、「愛を根本とした普遍の理解-調和-創造-繁栄」という世界観にも惹かれ、学んでみたいと思いました。

でも、当時は、精神障害を持つ長女の問題が心身に重くのしかかっていたので、スク-ルに通う余裕なんてないと迷いました。

結局、当時の一番の願いが、「長女と普通に会話できるようになりたい」ということだったので、コ-チングカレッジでコミュニケ-ションスキルを磨くことが役立つかもしれないと考えて、受講を決めました。

また、出会いの予感もありました。
この予感はわりと強かったので、講座で知り合う人の中から良い友人ができるのかなくらいに思っていたのですが、実際は、母娘問題を解く鍵を持つ人物との出会いだったことが、大分あとになってわかりました。

堀江さんとの関わりの中で特に印象に残った出来事を、「命の川をつないで」に、以下のように書きました。

「・・・このスク-ルに通っていた頃の私は、娘の話をするだけで、涙ぐんでしまうような状態でした。ある時、勉強会後に5~6人で夕食に行ったことがありました。向かいに座った代表の堀江さんに、娘の問題を話したところ、一生懸命アドバイスをしてくれました。実は、その時はお店の中が騒がしくて、何を言ってるか全然聴こえなかったんです。でも、助けになろうとしてくれてる気持はよく伝わってきました。心が伝わるとは、そういうことなんだと思った体験でした。」

昨年9月に、堀江さんのお名前を出していいかどうかと、コ-チングカレッジで学んだ内容の記述について確認していただくメ-ルを送ったところ、「返信遅くなってごめんなさい。出版おめでとう!内容OKです。」の返信をいただきました。

堀江さんの著書「自問力」の出版記念パ-ティでお会いしたときは、すっかり回復されていたので、そのままお元気に活躍されていると信じていました。

来月はしばらく東京にいるから、できればその間に会いに行って、本をお渡ししたいと思っていた矢先の訃報でした。

もう一度お会いしたかったという気持ちが強かったせいか、その晩、夢で会えました。
知人の家を訪れたら、なぜか堀江さんとご家族が住んでいたという夢でした。

堀江さんから学んだ惜しみなく与える在り方や、人を生かし、人と人をつなげるということを私なりに実行していけたら、少しは恩返しができるのではないかと思いました。

心からのご冥福をお祈りします。

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