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今世は、二者択一ではなく両立させることにチャレンジ!
  • 2020年11月26日
  • スピリチュアル
今世は、二者択一ではなく両立させることにチャレンジ!

前回ご紹介した「死と再生」とも言えるような体験から半年くらい経った頃でしょうか、
ジャカルタから一時帰国した折に、故ネビル・ロウ氏が来日して、講演や個人セッションがあると聞き、会場に足を運びました。


その時に、グル-プ誘導催眠を体験する機会がありました。


当時交友関係があった知人の中に、「なんでこの人にここまで迷惑をかけられるんだろう?」と思う人と、
「なんでこの人のことが気にかかって仕方ないんだろう?」
と思う人がいたので、誘導の前に、心の中で、
『その二人と関わっていた前世を見せてください』とお願いしました。


すると、本当に、その二人と深い関わりがあった前世が展開されました。


はじめに出てきた風景は、ヨ-ロッパの北の方かロシアのような感じがしました。

緊張しながらも希望に満ちて、バレエ団の入団テストを受けに行く10代の女性が前世の私だとわかりました。

その時一緒にテストを受けた青年と彼女は、次第にバレエ団の中心的な存在となり、多くの舞台に立ちました。

二人は愛し合うようになり、子どもも生まれたのですが、彼女は、妻や母になる道より、プリマとして生きる道を選びました。

結局、子どもは彼が引き取り、他の女性と結婚して育ててくれました。

彼女は、その後も家庭を持つことなく、年老いて、後悔しながら寂しく死にました。


この前世を知ってわかったことは、前世で迷惑をかけた人から今世では迷惑をかけられることで、
いいかえれば、前世で恩を受けた人に恩を返すことで、バランスを取っていたんだということでした。


また、私が手放した子どもが、当時気にかかって仕方なかった人に生まれ変わっていたことがわかりました。


そんな風に、特定の人との関係で前世とのバランスを取るためや、前世から持ち越した強い感情を解放するために、生まれ変わって再び出会うということは、退行催眠のセッションの中でも、よく出てきます。

本当に、人との縁というのは、偶然ではなく、必然なんだなぁと思います。


そして、前世にアクセスして、出会った意味を知り、納得がいったら、
これからどう関わるのかという選択をすることが大切だと思います。



もうひとつ、この前世を知ったことで、わかったことがありました。


ジャカルタに夫の転勤が決まったとき、私はまだまだ健康とはいえず、寝たり起きたりの生活をしていました。


そんな状態で、初めての外国暮らしで、誰も知っている人もいない、言葉も通じない、
今ままでのように治療にも通えない、食べ慣れたものもない、家も決まっていない・・・
というないない尽くしの環境に、行ける訳がないと思いました。


でも、どこか心の深いところで、今のままの環境にいたら、いつまでも元気になれないのではないかと感じていました。


そこで、生まれて初めて透視リ-ディングをする人に相談に行ったのです。


「そのままでは、籠の中でクルクル輪を回し続けているネズミと一緒だ。」と言われました。

そして、「二人目を生んだあとの不調は、インド人だった前世で、ただ子どもをたくさん生んで育てただけで、自分のことは何もしなくて後悔したのに、また同じようになった自分を責めたことが原因なんです。
だから、インドネシアに行ったら、必ず何か好きなことをみつけてやってください。」
と言われました。


子どもを生むだけだった人生と、子どもを捨てて自分のやりたいことだけをやった人生、
そのような極端な人生ではなく、今世では、どちらもバランスよく両立させることが必要なんだとわかったのです。

 
多分、今世女性に生まれている人の中には、二者択一ではなく両立させることにチャレンジしている人は多いと思います。


自分もそうだなと思う方、それが可能な時代と国を選んで生まれてきたのですから、
あきらめずに、幸せな家庭を持ちながら、やりたいことをやりましょうね!


(インドネシアに行ったことの深い意味は、これ以降の前世体験で明らかになってきます。)

こちらのページもご覧ください