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[10]木聲舎 感想ノ-トから
  • 2018年10月22日
  • 心と体にいい家を求めて
[10]木聲舎 感想ノ-トから
木聲舎を訪れた人がノ-トに感想を書いてくれました。

「詩人か!?」と思うような素晴らしい表現があるので、ぜひ公表したいと思いました。


木に包まれた空間がこれほど心地よいとは・・・!
“天国のような家”に来れて良かった。うれしい。                  
人も自然の一部なのだとつくづく感じる。長く住めば住む程、木が与えてくれるパワ-が、自分を元気に、エネルギ-を充電する予感。        
何回でも、四季折々の風情を楽しむために、足を運びたくなる。
        

Mokuseishaに降り注ぐ澄みわたった純粋なエネルギ-、木の香り、包み込まれるような心地よさ、いつまでも忘れずに一緒にもち帰ります。
 夢抱き 心ときはなち この地の聖霊と遊びたわむれる時 
 魂の奥の光の泉がめざめる
 ハ-トからあふれる愛と喜びは この森をみたし 
 もりの光人たち そして 木々のスピリットとのダンスの宴がはじまる 
 月がいやしの音色を奏で 女神と共に えにしの巫女が舞う 
      


サロンに入った瞬間、ガラス越しに広がる山林の景色-これがたまらない。
居ながらにして山を抱き、渓流を聞く。都会人の憧れです!
暖炉の薪がパチパチ燃え始めるその姿を見ていると、郷愁のような和やかな懐かしさを覚え、飽きることなく見入ってしまう。
見とれちゃったのは、10時頃ザ-ッと差し込んだ階段辺の光線です。正しく芸術。
魅せられちゃったものは、階段の窓から見た星空。真っ青な空に星の大群が瞬く、それも芸術。
童心に帰った-そこは屋根裏。子供の夢がふくらんでいく楽しい場所。


外壁の濃い灰色と内装の白木のコントラストが絶妙。
天井の梁の力強さの一方で、天窓、ロフトなど到る処に見られる繊細さ。
壁面全体に開かれたガラス窓から見える景色は一幅の絵の如く
 碧空に鎮座まします御嶽の峰にのこりし雪の白さよ
などと、詩心のない者にも一句ひねらせる趣あり。とにかく素晴らしさを満喫した。



何といっても心やすらぐのは、木の香りに満ち、自然の採光に包まれて、人々の物音が、木独特の響きの中で聞こえてくることでしょうか。
居るだけで気持ちが良い「森林の中」という空間を殺さずによくこれだけナチュラルに、建物が存在できたものだと思います。
中にいても半分は林の中にいる気分でいられることが、たぶん、この家のいちばんすばらしいところなのだろうといろいろ考えて思いました。


二階に入った時の左からの光が曲線を演出
見える世界と見えない世界の深い理解が感じられます。


家のすく近くに原生林があるような自然に恵まれた所で、いっぺんに好きになりました。家もシンプルでとても居心地が良い雰囲気があって、こんな所で毎日ボ-としていられたらいいな~と思いました。


暖気が2階に昇るための小窓(?)の工夫と実力のすごさを、滞在していた3日間が雨でとても寒かった為に体験させてもらいました。


一番好きな所は窓の切り方です。どの部屋からも美しい景色が見え、季節の移り変わりを目と耳で感じ取れます。いやしとゆとりの空間が、時を忘れさせてくれます。


外壁の色がいいですね。目立たない様でいて、しっかりと存在感があって・・・景色ともよくマッチしています。

   
木聲舎掲載誌

新建築 住宅特集 2003/11 住むための技術・室内環境編」 新建築社刊

自然を楽しむ 週末別荘傑作選」 世界文化社刊

環境建築ガイドブック」 建築ジャ-ナル刊



「心と体にいい家を求めて」の最初はこちらです。↓

[1]そこを出なければ健康にはなれない

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