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〔10〕お母さん、心配しないで
  • 2023年12月10日
  • 時空を超えた物語
〔10〕お母さん、心配しないで
前回の「逆子が直って」では、自宅出産の準備を始めたところまで書きました。



1995年の1月17日、二日後に出産予定日を控えた私は、神戸の街のただならぬ様子を映すTVの映像を見ながら、不安がつのっていました。


神戸の東灘区にある夫の実家は築40年以上の木造家屋。


とても無事とは思えませんでしたが、電話がつながらないまま午後になってしまいました。


このまま不安な思いでいたらお腹の赤ちゃんに良くないと思い、隣の部屋に移動しました。


「元気?」と、お腹の子に声をかけた瞬間、「お母さん心配しないで。大丈夫!」という声が聞こえました。


それまでも、声をかけるとお腹を蹴って答をくれていました。


でも、この時は、はっきり言葉が伝わってきたんです。



その直後、義弟から電話があり、公衆電話からかけたらつながって、両親も家も無事とのことでした。



それから一週間後、ようやく直接電話で話すことができました。


安心したせいか、その晩から陣痛が始まり、出張助産師さんに来てもらって、翌25日朝、感動的な出産をすることが出来ました。




これは、私だけの特殊な出来事ではないと思います。


「胎内記憶」の第一人者で産婦人科医の池川先生のお話によると、大人は1秒間に2000ビットの情報しか受け取れないのに対して、赤ちゃんは、2兆ビットの情報を処理する能力があるとのこと。


だとしたら、遠く離れた場所のことがわかっていても不思議ではないと思います。



似たような体験をされた妊婦さんがいらしたら、ぜひ教えてくださいね。



「時空を超えた物語」の第一話はこちらです。


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